ピアディーナ
2009年 05月 10日
「エミリア・ロマーニャ州の薄焼きパン」と言ったらわかりやすいでしょうか。
ピザ生地とインドのナンを足して割ったような感じです。
現地では、主に屋台系のスナックとして売られており、生ハムやサラミ、ソーセージ、チーズ等をはさんで食べます。
パルマの生ハムをはじめ、モルタデッラソーセージやクラテッロが特産品のエミリア・ロマーニャは、良質の豚肉の生産地であり、このピアディーナも生地にラードを入れるのが特徴です。
ボローニャでこれを習った時は、牛乳とPanna da cucina(下写真:料理用生クリームで、トロリと濃厚な感じ)を使用、ラードを使いませんでした。が、このPanna da cucina、日本では手に入らないので、いろいろ試作を重ねた結果、やはりラードを使うトラディショナルなレシピに落ち着きました。
中にはさむものは、お好みで何でも良いと思いますが、
この日は、2種類のお味で。
一番上の写真は、生ハム、チーズ(ヨーグルトを一晩水切りしたもの)、ルーコラ。
そしてもう一つは、自家製サルシッチャ、トマト、ルーコラで。トマトソースも少々。
オムレツや、照り焼きチキン(邪道ですが^^;)なんかも美味しそうです。
ピリ辛味にしたい、っていう生徒さんもいらっしゃいましたよ。
ただ2枚食べると、結構お腹いっぱいになってしまうようで、教室Menuとしては只今、ボリュームダウンを検討中です
お天気の良い日は、ピアディーナを持ってお散歩も良いですね
参考までに、ボローニャでの1枚 ↓ 本場の生ハム&サラミを思い出します・・・ヨダレ♪
このピアディーナ、もっと大きかったんですよぉ~1枚でお腹いっぱい!