Italo(イタロ)とローマの休日
2012年 11月 06日
乗り換えの関係で一度ミラノまで戻り、民間高速鉄道Italoに乗ってローマへ。
Italoはフェラーリの会長が作った新会社、赤いスタイリッシュな車両が素敵♪
今年開通したばかりなので、車内も綺麗☆スタッフも感じ良かったです。
ただミラノもローマも中央駅ではない駅に停車するので、乗り換えがある場合や大荷物の時にはちょっと不便。
到着後、すぐに向かったのはイタリアソムリエ協会主催のワインセミナー。
現地のコーディネーターをしているSさんのお力添えで、参加できることになりました。
会場のホテルにはこの看板以外にも名だたるワインメーカーがぞろぞろ♡♡
私たちはイタリア最高の自然派白ワインといえばこの人、といわれるヨスコ・グラブネルの会に。
恥ずかしながらワタクシこの方のワイン飲んだ経験ありませんでした^^;
そしてお気軽な会を想像していたら、こんなに本格的な試飲会!
注がれるワインは8種類、オレンジ色だ〜!!
白ワインのイメージが覆るようなワイン、何でしょう?この香、味、余韻。
シェリー、ドライフルーツ、乾燥したバラの花びら、ドライトマト、ブランデー、くちなしetc. 思わず書き留めたメモには白ワインらしからぬ言葉が並びました。
ヨスコ・グラブネル氏です。
ワイン醸造で常に最先端を走り続ける彼は、現在はアンフォラというテラコッタの甕で発酵を行っているそう。アンフォラは古代ギリシャ時代ワインや食物の貯蔵に使われていたものです。2001年からこの方式を採用。
熟成期間もとても長く、一番新しいヴィンテージは2005年です。
真面目で神経質そうなイメージの方、あまり抑揚のない静かな話し方ですがものすごい情熱を内に秘めた人なのでしょう。
不思議な彼のワインは私にとっては白ワインではなく、新しいカテゴリーのワイン・・・難解だったけれど、刺激的な経験でした。
貴重な機会を与えてくださったSさん、ありがとうございました。