アニョロッティとワインセミナー
2008年 10月 26日
第1回目のテーマは「ピエモンテの白」
この日はリストランテのGUIDO PER EATALYがまだopen前ということで
特別に店内でのセミナーでした
立食パーティ形式で3種類のワインをテイスティング。
おまけにguidoのお料理3品とのマリアージュの試食もありで
予想以上に楽しい講座でした。
テイスティングしたワインはこの3種類。
Roero Arneis 2007
Gavi del Comune di Gavi 2007
AMPELIO Langhe Chardonnay 2007
ピエモンテは赤ワインの銘醸地なので、白ワインはどうしても影の存在になりがちだそうですが、どのワインもフレッシュな酸とミネラルが豊富で、美味しかったです。
そしてこの日私が最も嬉しかったのが、
最初のアルネイスに合わせて出てきた「アニョロッティ・アル・トヴァリョーロ」
写真を撮り忘れてしまったので、ピエモンテで食べた際の写真を
これわかりますか?
なんとナプキンに包まれてサーブされるんです。
トヴァリョーロがイタリア語でナプキンのこと。
アニョロッティは肉をミンチにした詰め物が入ったラヴィオリのことで、ピエモンテ名物。
「アニョロッティ・ダル・プリン」という料理は、事前調査でチェックして、何回かいただいたのですが、同じものかと思って頼んだ際、このナプキン包みが出てきてビックリしました。
だってソースがないんです、このパスタ。
茹でたパスタがナプキンにくるまれて出てきて、おろしチーズをかけるだけ。
初めて見た感想は「なんじゃこりゃ?」でした。
あんまりびっくりして、何でそんなお料理なのか聞くのを忘れ、
すっかり忘れていたところ、今回の再会となったわけです。
講師の先生の説明によると、そもそも手で食べるおつまみ感覚のパスタで
茹でたてのあつあつをサーブするために、ナプキンで覆ったのだそうです。
ソースがありませんから、茹でる際はブロード(イタリアのブイヨン)で下味をつけつつ茹で、
アツアツをつまんで食べる。
な~んだ、そうだったんだ~
プリッとしたアニョロッティをつまみながら、
キリッと冷えたワインを飲んで、幸せなセミナーでした~(疑問も解決したし)