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スプマンテ

EATALYのワインセミナー
先週のテーマはスプマンテ
こちらの3本を試飲しました。
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左より
Bollicine di Prosecco  Serafini&Vidotto ヴェネト州
Alta Langa DOC "Contessa Rosa Brut"2005 Fontanafredda ピエモンテ州
Franciacorta DOCG "Prima Cuvee Brut"  Monte Rossa ロンバルディア州

今までスプマンテに関して大きな誤解をしていました。
フランスのシャンパーニュのように瓶内二次発酵させたものだけが、本当のスプマンテと
思っていたんです(^^ゞ
これは正しくはスプマンテ・クラッシコで、一般的にスプマンテといえば3気圧以上の
スパークリングワインのことを総称しているということでした。
スティルワイン同様、またまたとってもわかりにくいイタリアです。

今回の3本のうち、後者2本はシャンパーニュ法ですが、
最初のプロセッコはシャルマー法と言って、大型タンクで発酵させるやり方です。
有名なアスティ・スプマンテもこのシャルマー法で作られています。

大型タンクで発酵させたほうが品質は安定するし、大量に生産することが
できるので、価格もリーズナブル。
これに対して、瓶内で発酵させるのは、時間と手間がかかり、安定した出来も難しいため高価。

このどちらもが「スプマンテ」でひとくくりになっています。
1000円台のお安いものから1万円近くするものまで、ぜーんぶスプマンテなんです。

で、味についての先生のお話ですが、
プロセッコのようにシャルマー法で作られたものは、ブドウ本来のフルーティな味が
残っていて、フレッシュ。香りは、青りんごや白桃、白い花。

シャンパーニュ法で瓶内発酵させたものは、ブドウ本来の味というよりも、
二次発酵で生まれる香り、味。バニラ、密、トーストの香りなどを感じて、味わいも
なめらかでこなれた印象。使われるブドウもシャンパーニュと同じものが多いです。

どちらが良いということではなく、それぞれの良さをシチュエーションに合わせて楽しんで欲しいとのこと。
プロセッコは軽く一杯っていうときにピッタリだし、
記念日やパーティなどでちょっと奮発したいときは瓶内発酵のもの。

イタリアのスプマンテといえば、アスティ・スプマンテのイメージが強くて
甘いスパークリングって思われているようですが、
美味しいものがたくさんありますので、もっと広まって欲しいです。

ちなみに今回の3本で一番好みだったのは
Alta Langa DOC "Contessa Rosa Brut"2005 Fontanafredda
でした。
ピノ・ネロ70% シャルドネ30%。
by miacucina | 2008-12-10 16:13 | ワイン

自宅で開催するイタリア料理教室やキッチンでのこぼれ話


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