ラディッキオの話
2010年 12月 28日
うちもツリーや飾りを片付け、新年を迎える準備に入りました(気持ちだけ(^^ゞ大掃除・年賀状まだだ~)
再びヴェネトのお話です。
ラディッキオという野菜がヴェネトの冬の特産品。日本ではトレヴィスと呼ばれるのが一般的。
紫キャベツのような形状のものを良くみかけますが、キャベツの仲間ではありません。
キク科の野菜で、レタスやチコリなどが同じ科です。
ヴェネトでは産地ごとに種類の異なるラディッキオがあります。
キオッジャ 日本で良く見かけるのはこの形ですね。
ヴェローナ
カステルフランコ
トレヴィーゾ
トレヴィーゾにはprecoce(早生)とtardivo(晩生)があり、写真は晩生種。これを作るには相当な手間がかかるそう。
実はこのラディッキオ・トレヴィーゾの畑を見学する予定だったのですが、11月後半のヴェネトは甚大な被害が出るほどの大雨で、畑も見学ができるような状況ではなく、残念ながら見送りとなりました。
値段も上がっているようでした。
しかしながら滞在中は何度もトレヴィーゾを食べる機会には恵まれ、そのほんのりとした苦みとしゃきしゃきした新鮮な食感にすっかりハマりました。
生でも、グリルしても、茹でても、くたくたに煮込んでも、それぞれに違った美味しさを出してくれる魅力的な野菜でした。
次回は絶対に畑、行きたいな~