イタリア食旅行記② ひよこ豆の粉で作るファリナータ
2014年 06月 19日
ひよこ豆の粉を水で溶き、予熱した銅製の天板に流して高温のオーブンで焼き上げます。
今から2000年前にはジェノバで作られていたようで、パンの起源になったものとも言われています。
戦時中は戦士たちの食を支える栄養源で、火が使えなかったときには船の甲板や盾の上で乾かしたという記述もあります。
レッコの老舗レストラン Vitturin1860にて。オーナーが切り分けてくれているところ。
こちらのレストランでは料理レッスンも受けました。レッスンの様子はまた後日(^_-)
店によって厚みや焼き加減が違います。ここのは薄目でパリパリタイプ♪
今回のリグーリア旅で私が一番気に入ったのがこのファリナータ。美味しくていくらでも食べちゃいます。ただ粉ものなのでお腹にたまります(^_^;)
こちらはジェノヴァの下町トラットリアAntica trattoria Sa' Pesta
ここは割と厚みがあって外側カリカリ、中はとろーり♡
これは本当に美味しかった〜
直径1mもありそうな巨大天板を薪窯に入れて焼いていました。だから美味しいのですね。
切り売りもしています。
というわけでとっても気に入ったファリナータを日本でも焼くべく、現地のキッチン用品専門店で銅の天板を買ってきました!重かった!パエリアなどにも良さそうでしょ?
すでにかなり使い込んだ感が…生地がある限り毎日食べてます(笑)グリーンサラダと食べるとバランスが良いのです(私流)
早速今月のレッスンでご紹介しました。
その日によって焼き加減が微妙に変化してなかなか難しい。型のご機嫌が日によってまちまちで。
ご機嫌悪い日にあたった生徒さんには申し訳なかったです。ごめんなさい。