ジェノヴァから東へ約20km、Reccoレッコという町に珍しいフォカッチャがあると聞き楽しみにしておりました。

フォカッチャ・ディ・レッコ Focaccia di Recco、レッコのフォカッチャと呼ばれています。
旅行記③の料理レッスンでこちらも体験♪
生地は強力粉と水、オリーブオイルのシンプルなもの。

薄〜く伸ばしストラッキーノチーズ(牛乳で作られるフレッシュチーズ)をたっぷりとのせる。

もう一枚の生地をかぶせる。一部破れていますが、空気穴となり好都合なのでむしろその方が良いらしい。

これがストラッキーノチーズです。

オリーブオイルをふりかけ、めん棒を転がしてふちを切る。高温のオーブンへ。

ちょっと見にくいのですが、右がフォカッチャ、左で焼いているのは
ファリナータ♡

こちらはレストランなので、カメリエーレがカットしてサーブしてくれます。姿勢が良くて恰好いいですね。
街中ではフォカッチェリアで切り売りされているスナック的なもの。

これが美味しくないわけがない!こんがりと焼けた薄い生地と、トロトロのチーズが絶妙なコンビネーションで、いくらでも食べられそうな感じですが、大量のチーズが入っているので後でお腹にズーンときます。危険危険^^;
フォカッチャ・ディ・レッコは2012年にI.G.P.(保護指定地域表示)として認められ、レッコの他3つの町以外では同じタイプのフォカッチャでもフォカッチャ・アル・フォルマッジョ(チーズのフォカッチャ)と呼ばなければならなくなりました。

ジェノヴァ市内のお店の写真です。レッコと同じタイプのフォカッチャですが商品名はフォカッチャ・アル・フォルマッジョ。
それにしても旅行記④まで来ましたが、ずーっと粉ものの話題(^_^;)
コロンブスの住んでいた家のお写真でも 笑

次はジェノヴァと言えばあのグリーンのソース♪ペスト・ジェノヴァーゼでUPします。