パスタと麺
2006年 06月 14日
手打ち麺なので、小麦粉と水を合わせなじんだら手でこねます。
少し寝かせてからめん棒で伸ばし包丁でカット、アレっ?これって何かに似ている。
そうです。イタリアの生パスタ作りと全く行程が同じです。
伸ばして細長く切って茹で、ソース(肉味噌)であえる、同じです。
もしかして中国からイタリアに伝わったの??それとも逆?
などと考えていたら、今日のイタリア語のレッスン、非常にタイムリーに
テーマがPastaでした(^^)
先生の話によるとイタリアにパスタがどこから伝わったかということについては諸説あり、自分も専門書などを読んでみたが結局はっきりしたことはわからなかった。
ただテキストの中にアラブからシチリアに伝わったものが初めてのパスタとあるのは間違いだ!と力説しておりました。(そんなにムキにならなくても~)
そしてイタリアではずっと生パスタを食べていたのが、ここ100年ぐらいの間に乾燥パスタを作る機械と技術が発達して今に至っている。南部で発達した乾燥パスタがイタリア全土に普及したのはここ70年ぐらいなので、北部出身の先生のおじいちゃんは生涯2回ぐらいしか乾燥パスタを食べなかったそう。犬のエサ呼ばわりしたらしい・・・
イタリア人もあの私たちがよく買っている乾燥パスタを食べるようになったのは結構最近のことだったのですね。
実は先生はもっといろいろべらべらしゃべっていたのですが、ヒヤリングに限界があり
結局わかったのはこれぐらい・・・情けない。おまけに多少違っているかもです(スイマセン)
ここにわりとわかりやすいパスタの歴史を発見したのでご興味のある方は・・・
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/1024/etc/history.html
小麦粉を石臼で挽いて、水でこねて丸めたり伸ばしたりして色々な形にして、茹でたり焼いたりいろいろ試しているうちに一方はパスタになって、一方は麺になって、パンになったものもあり。
食文化って面白いです。
写真はジャージャー麺と肉味噌、小さな器3つはトッピングで、茹で大豆・枝豆・中国湯葉です

