お菓子教室
2008年 05月 28日
講師のバクサ裕子さん、参加者の皆さまどうもありがとうございました。
今回教えていただいたのは3種類。
初めての教室だったので、家庭で手軽に出来て、かつドイツの香りのするものを
選んでいただきました。
Donauwellen(ドナウの波)別名をSchneewitchen(白雪姫)
ドイツの家庭で本当に良く作られるケーキだそうで、
土台はバターケーキで、ココア味との2色にしてサワーチェリーを入れ焼いたものです。
冷めてからカスタードクリームとチョコガナッシュでデコレーションします。
切ったバター生地の断面が波のように見えるところから「ドナウの波」という名前になったとか。
別の地方では赤いサワーチェリーが白雪姫の唇のようなので「白雪姫」と呼ばれているそうです。
出来上がり3日目ぐらいがしっとりと味がなじんで美味しいそうです。
バターケーキの上に尚且つカスタードクリームとチョコのデコレーションでとてもボリュームがありますが、上のクリームが乾燥防止の役割をして日持ちさせてくれるそうです。サワーチェリーの酸味でそんなに甘くは感じません。
いろいろな美味しいものが一気に口に入るとても贅沢(でもちょっと危険)なお菓子でした。
Griesflammerie(セモリナプディング)
こちらもドイツではお馴染みのお菓子で、老若男女みーんな食べるそうです
セモリナ粉と牛乳、砂糖を鍋で炊くだけのシンプルなお菓子。
温かいままでも、冷やしてもOK。ドイツの方はお昼ご飯にこれだけってこともあるらしい・・・
今日はデザート風に生クリームを入れてプレーン味とチョコ味との2色。
先生の考案した2色絞り袋でミックスソフトクリームのようにデコレーションされると
皆さんから歓声があがりました♪
初めて出会うお菓子でした。ちょっともちっとしていて不思議な食感。美味しかったです。
腹持ちが良く消化も良さそうなので、離乳食にも使われているのがわかります。
イタリアのポレンタにもちょっと似ていました。卵を使わないのでアレルギーがあってもOK。
Mandelhippen(アーモンドテュイール)
今回のお菓子の中で一番簡単そうに見えて皆さんにヒットしたのがこれ。
余った卵白を使えるし、材料もシンプルです。
いい色に焼きあがったらプロはすぐ「とい型」に置いてカーブをつけるそうですが、とい型なんてみんな持っていませんから、先生はキッチンペーパーの芯を開いて使用。
この曲線があるとないとでは見た目が全く違います。
カリッとした食感とアーモンドの香ばしさがとても美味しいお菓子でした。
ちょっとしたコツや新しい発見がたくさんあって、やはりプロに教えていただくのはとても有意義でした。先生が無事ご出産されたら、またお願いしたいと思います