
お正月の和菓子といえばはなびら餅でしょうか。
和菓子のお稽古で習ってから2回お正月を迎えましたが、1度しか作っていませんでした。
今年はつくるぞーと材料も準備、ごぼうの密煮も作ってみそあんもつくり、完成しましたがなんと写真を撮り忘れました

この写真は習ったときのものです。
生地となる求肥はレンジで作るので割と簡単、白とピンクに染めたものをうっすら透けるように重ね、ごぼうの蜜煮と味噌あんをはさみます。なんでごぼう?・・・と以前はあまり好きではなかったのですが、自分で作るとごぼうも美味しく感じられるような気がします。
手作りのはなびら餅、珍しいのか結構喜ばれます。
和菓子は季節感が一番なので、その季節を逃すと来年まで作れないものが多く、出来るだけ季節に合わせて作って行きたいです。
私はこの味噌あんが大好物で、かしわ餅も断然味噌あん派!

蒸したどら焼き・・・焼きじゃないから蒸しどらなんですけど。
先月の和菓子のお稽古はこの蒸しどらとつやふくさでした。
蒸しどらの皮はふんわりして柔らかです。スポンジケーキみたい。中のあんは大納言あんと生クリームをミックスしたものだったので相性バッチリでした。
つやふくさはこんなお菓子。写真のは二つ折りですが、上からかぶせて丸く仕上げたものが一般的だそう。生地にプツプツ穴が空いているのが正解。金沢に行くと良く見かけるお菓子だそうです。ふくさは漢字で書くと袱紗。お茶のときに使う二枚合わせの布です。ご祝儀袋を包むのに使うのもふくさですね。

和菓子を食べるとほっこり和みます。
寒くなってくると和菓子も洋菓子も焼いたり火を入れたものが美味しいですね。


和菓子のお稽古、今月は「浮島」「ナチュラルおこし」「黒米の練りおはぎ」の3種でした。
「浮島」は蒸しカステラのようなお菓子、今回は小麦粉ではなく「玄米粉」「ライ麦粉」を使ったナチュラルな浮島。味もスパイスやドライフルーツを入れたので、軽いフルーツケーキのような仕上がりでした。
「黒米の練りおはぎ」は粒あんと黒米を柔らかいおはぎのように練り、仕上げにむき甘栗を加えたもの。スプーンでいただくのですが甘さ控えめで黒米のプチプチっとした食感がとても美味しかったです。
先生曰く、今日のお菓子はすべてマクロビオテックでもOKなお菓子とのこと。
マクロビオテックは、自分の身近にある素材を重視し、素材のすべてを使うことが基本なので、お米なら精米していないもの、野菜なら皮ごとすべて利用する(なので当然無農薬や有機のもの)、脂肪は動物性ではなくナチュラルな菜種油やオリーブ油・ナッツなどから摂取。調理も電子レンジは使わないetc.
和菓子はとてもマクロビの理念に合っているのだそうです。
私はマクロビにはあまり興味がないのですが、身体に良いものを突き詰めて行くとそういうことなのかな~とも思います。
自分に無理のない範囲で身体に良いものは取り入れて行きたいと思いますが、今のところ「美味しくて楽しい」食事が私にとっては一番の活力です。