今月の中華料理のお稽古も手打ち麺。 「猫耳」という名前の麺です。
その名の通り、猫の耳に似ているからだそうです。
イタリアにも「耳」のつくパスタがあります。Orecchiette(オレッキエッテ)=耳たぶという名前のパスタです。
猫耳とオレッキエッテ、はたして形は似ていたのかどうか?
小さな円形にするところまでは似ていましたが、猫耳は親指の腹を使ってくるりんと丸めるのに対し、オレッキエッテは窪みのある円形で丸まってはいません。
写真の丸まっているのが猫耳です。その左側に円形のものが2つぐらい写っていますが、これは失敗作なのですがオレッキエッテはこんな形です。
私の主観ですが、猫耳は丸めるという点で、Cavatieddi(カヴァティエッディ)というパスタのほうに似ているような気がしました。ただし、カヴァティエッディは親指じゃなくて人差し指と中指で丸めます。
こうして色々考えたり調べたりしていると、ついつい時のたつのを忘れてしまいます。
そして猫耳はどうなったかというと茹でてから、いか・クコの実・豆板醤などを炒めたところに入れ、味付けはしょうゆ・酢・塩でした。お酢が入るのがポイントでさっぱりとしつつ結構ピリカラで夏向けの麺料理でした。
先生のお話だと東京では、青山一丁目の晋風楼で猫耳を食べることができるそうですよ。